基礎工事・造成工事は、丈夫な住宅をつくる上で、最も重要な部分。
基盤が不十分な状態では、家が傾いたり、沈みを引き起こしてしまうことに。
それを理解し、意識して施工することと、意識しないで施工するのでは、もちろん仕上がりに大きな差が出てしまいます。
当社なら、より強固な基盤をつくるべく、地盤調査に基づいた適正な施工を実施。
公共の工事も多数手がけるなど、長年の経験で培ってきた技術と知識が当社の強みです。
敷地図・配置図に合わせて、高さにズレのない正確な基礎をつくりあげます。
基礎工事のポイント
建設工事の中でも、最も大事な構造体の工事ですので、基礎づくりには細心の注意を払っています。
一般的な住宅の場合、ベタ基礎と布基礎の2種類の工法があり、土地の状況によって使い分ける必要があります。
ベタ基礎
建物下の地盤全体に鉄筋は配筋し、そこのコンクリートを流し込んでつくられる基礎のこと。
地盤に施工された鉄筋コンクリート面全体で、建物を支える構造になっているため、地震などによる衝撃を地盤へ逃がすことが可能です。
軟弱地盤の場合は、杭打ち工事や柱状改良工事などを施した上でベタ基礎を行えば、安全な家を建てることができます。
布基礎
布基礎は、建物の土台や壁を支える工法で、「幅12~15cm」「高さ30~60cm」ほどの、逆T字型の鉄筋コンクリートのことです。
ログハウスや倉庫などでは、この布基礎が主流。
特に基礎の深さに関して、「凍結深度」という規定がある寒冷地では、今も主流で用いられます。
造成工事のポイント
家を建てるのに適した土地になるよう、掘削・切土、盛土・土留め、ブロック・石積みなどを行い、平らで頑丈な用地へと整備いたします。
一般に造成地では、切土地盤の上に、盛土を行うことが多いのですが、盛土地盤はしっかりと固めなければ、雨などによって地盤沈下を引き起こす危険性も。
状況に合わせて、地盤改良工事を行ったり、暗渠排水工事を設けるなどで、安全な地盤が出来上がるように努めます。